『Ｔ子』（注意＊内容　暗いです）

昨日のレスでちょっと出てきた　腐女子物語のT子は、上条の旧親友に当たる女の子。

実は学生の時、とあるケンカ・・をして、そして他人状態になり高校を卒業してしまった。
正直、上条の方が悪かったと思う。今思うと自分がいけなかった。当時は被害者ぶっていて心が狭かった。その位どうにか受け止めて、いつまでも怒らないでいればよかった。心がひねくれていた。
それを知っている他の友達は今まで　T子の名前を上条の前では一切出さないでいてくれている。

卒業する前には、自分から謝ろうと思っていたのに、どうしても逃げ腰で近寄れず、結局卒業式もバタバタしてしまい、タイミングを逃し　何も出来なかった。ものすごく後悔した。

それからは上条は　怒っているT子ちゃんに、謝りまくるという夢をしょっちゅう見るようになった。
現実の自分は事ある毎に　年賀状、専門入学、就職、結婚…なんていう切れ目をきっかけに「久しぶり　どうしてる？」の出だしから始まる（内容は謝罪だけど）手紙を書こうと思うけどやはり怖くなって　出せず終い。しばらく音沙汰がないと、何かのタイミングがないとそんな友人に連絡なんて出来ないんだよね。。

そんな夢はずっと見続けていて、５年ぐらいは謝るだけの内容。T子の反応は怒っていて聞いてもらえず…で、起きてからよく泣いてた。８年ぐらい経つと、ずうずうしいことに「何度も謝ってるじゃん…」「どうしたらいいの？？…」と夢の中で開き直りに近い事を言い始める。１０年ぐらい経つと、まあまあ、他人行儀な感じもありながら、少しならT子と業務内容だけみたいな内容のない会話が出来る状態に。

そして夢を見続けて１３年ぐらい経つと　少し仲良くなりはじめた？？と思ったのは上条だけで、Ｔ子は上っ面で内心あまりよく思われておらず　でもなんだか嫌そうながらも一緒に行動している感じに。
そして１４年経つと、人前だと、仲良さげなフリをして、途端二人っきりになると　帰り道　一緒に帰っているんだけど、携帯で誰かと話をずっと「でさ～」「マジで～？」「ちょっとつまんないから迎えにきてよ！」なんて　おとなしい性格が一変、別人で（当時携帯なんてなかったのに)まったく人の話を聞いてくれておらず…という、『となりにいるのに遠い・・・』虚しい気持ちで夢から起きるのです。

１５年たちました。そしてそれが今日、あの当時と同じ状態で仲良く会話して　仲良く一緒に行動している夢を、初めてみました。ケンカをしてから１５年間　Ｔ子の夢を見ると朝が辛かったのだけど、本当に、本当に初めて見たんです。
夢から起きた時は、ほんと嬉しいより　信じられない…ってボーーとしており、そのせいで　朝食作っていて　小麦粉と片栗粉を間違えてしまったよ。（食べれたからよし）

これを読んでいる人の大半が「なんのこっちゃ・・」と思うと思うけど(^^;;
なんだか、夢なんだけど、夢みたいで、また怖い夢に戻ってしまうんじゃないか、、夢なんだけど、夢じゃなかったっていうか、だから自己満足だけど、日記に記録して　吐いてしまいたくなったっていうか（汗）あぁあ～～　なんと言えばいいんだか…。

腐女子物語でＴ子は、上条のちゃっかりした希望で　本当は途中で離れたけど、離れず登場させるつもりです。（ダメ？(^^;）