上条が ちょくちょく一人で行っているダンナ殿の祖父おじいちゃんは94歳の一人暮らし。
山奥深い限界集落(おじいちゃんが言っていた…)に住んでいます。
里山という言葉がピッタリ。100年以上続く古い家に住んでます。
この前行った時 心に残った 戦時中のお話をひとつ。。
◆ナイチンゲール魂
戦争で怪我した兵隊がどんどこやってくる病院の話。
一人、荒くれ者の入院患者(兵士)がいた。年齢だと27歳ぐらい。
ケンカっぱやくて、柄が悪くて、手のつけられない素行の悪い兵士。
回りの入院している兵士から あれはヤクザだなんて言われ 病院内じゃ有名だった。
怪我人があふれる病院で いつものように 部屋で大声で同室者の起きれない入院患者に文句をいっていた所、従軍看護婦が処置に部屋に入ってきた。年齢は20才ぐらい。
入り口で 悪兵士と、看護婦。
同室の兵士達は ”看護婦さん 危ない!殴られるぞ!”と焦った。
その瞬間 バチーーーーン!!と 思いきり看護婦が 悪兵士にビンタをした。
驚いた同室者。ますます ヤバイと思ったが、悪兵士はやり返さなかった。
明くる日も、次の日も、何事もなかったかのように、処置に部屋にくる看護婦。
もちろん、悪兵士の世話も 文句いわず黙々と処置していく。
そんな事が一週間だか続いたある日、また看護婦がやってきて悪兵士の処置をしていたら 悪兵士はいきなり、大声で声をあげて泣き出して 看護婦に ごめんよ~ごめんよ~!とワーワー泣きながら謝った。
それから、悪兵士はピタリと 悪いことをしなくなった。
病院内では、その話は瞬く間に広がって、なんでも優しく包む優しさのナイチンゲール魂とはちょっと意味は違うが、戦場の『ナイチンゲール魂』として、病院の外の兵隊たちにも伝わり、陸軍班長だったおじいちゃんの耳にも入り、大いに話のネタになったという。
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おじいちゃんのお話を ちょこちょこ 記録に日記に残していこうと思う上条でした。
(( …… 今日のらくがき …… ))
従軍看護婦さん(16歳から~)
全体が白いのに、背景も白(^^;;
ネットで画像を見たらスカート丈が くるぶし近い!
多分、動きにくいとは思うんだけど、今のナース服より個人的に好きです。
優しい人は別に「いい人」じゃない。ただ害のない人とも言える。
人として素敵な人は、優しいだけじゃない”強さ”も併せ持つ…。
そんな事を考えつつ、描いていたのでちょっと表情が堅い(^^;;かも?
こんにちは^^
年輪を重ねられたおじいさまのお話、とても興味深く読ませていただきました。
戦時中の生の声というのは、今ではとても貴重ですね。
これからもお達者で、色んなことお話していただきたいです。
従軍看護婦さん
私はいがらしゆみこさんの『キャンディ・キャンディ』での、ある場面を思い出してしまいました。
戦地に赴く看護婦さんって、志願するんだ…。と、子ども心に思ったものです(昔話でスミマセン;世代なので…)
看護婦さんイラスト。とても美しい一枚だと思います。そして彼女の強さも感じました。
あと、きっとテキパキと何でもこなす方なんでしょうね(^-^* )
人目もはばからず、大泣きしてしまった荒くれ者の兵士さん。
ワルだったり、男泣きしちゃったのにもワケがあるのかな…と。
彼女とどんな会話を交わしたのかな。と、少し気になってしまいましたよ^^
また素敵なお話聞かせて下さいね♪
へ~、いい話だね~(^^)
これが映画とかドラマではなく現実の話しっていうのがすごいね、
この看護婦さんは芯の強さを感じさせる女性だね~。
人のためを思ってきついことがいえるのが、
本当の優しさという事があるからね。(^^)
いいお話ですね。
芯の強い看護婦さんだったんでしょうね。
叩いてもちゃんと世話をしていく・・・悪兵士さんにはこたえたんでしょう。
◆樹乃枝さん
いらっしゃいませ~★
こちらにも足伸ばして下さり ありがとうございます!
ほんと、おじいちゃんのお話は 今後いろいろ残す&聞いていくべきですよね。もう兵隊さんだった方は 少ないかと思います(´・ω・`;) これからもっとますます風化しちゃうのは決まっているから、残すって重要なんだな~なんて今さら思いましたよ~。
>キャンディ・キャンディ
キャンディのパジャマ着てましたよ~(^^)
歌に、登場人物はもちろんなんとなく知っていたのですが、アンソニーの落馬後、どうなったのか知らなくて(
覚えてなくて?)この度、ネットであらすじをおおまかに知りました~。看護の世界に行ったなんて!
でもキャンディには似合っている感じがします~。
>イラ
ありがとうございます(//∇//)真の強さが感じ取ってもらえたら、大成功です!
きっと、この荒くれ者さんも戦争という環境が 一時 心がよれて 悪になっただけなんじゃないかな?って思います。ほんと、何をその後会話したんでしょうね(^^)
◆シンタロー
ほんと、作り話じゃなくって、実話だって所がなんだか じんとくる話だよね~。
>人のためを思ってきついことがいえるのが、
>本当の優しさという事があるからね。(^^)
そうなんだよね~。怖がって、めんどくさがって、どうでもいいわ、なるようになれ・・・って思っている人は、ヤクザをビンタするなんて 到底しないよね。
本当に真剣に考えている人程、怒るときは怒るってあるよね。
あたしゃなら どうしただろうかって思うと、ぶっちゃけ怖いから、近寄んないでおこう~~、やることだけやってさっさと逃げよ・・・って思うな(笑)(^^;;その場だけ繕ってね。リアルな話~。
◆りっぷさん
いらっしゃいませ~★!
未だに我が家は えるちゃあとえむちゃあだけは 家の中では常に共に 一緒に行動していますよ~(*^_^*)
>悪兵士さんにはこたえたんでしょう。
そうそう!この言葉、そうなんですよね。
数日後 泣き出すって、「”こたえた”」んですよね。
荒くれ兵士には。
懸命さとまっすぐさに、心が打たれてしまったんでしょうね。
根っからの悪だったら、毎日毎日 何も感じないかもしれません。”くそまじめに仕事、、しやがってよ~!”とかまったく悪い事じゃなくって、看護婦さんのアラも探せない状態なのまだまだへそを曲げていたかも。
荒くれ兵士も 戦争だ!と自分の人生を選べず、無理矢理 殺し合いに招集された犠牲者だから、心がすさむのはある意味 当たり前なのかもって思います(´;ω;`)