今さら「河童のクゥと夏休み」見たよ。

去年の夏の劇場版、「河童のクゥと夏休み」がキッズステーションでやっていたので昨日見たよ。夏休みでタイムリー。タイトル的に、「夏休みの間に少年が河童に出会って、それでいろいろあってマスコミがきて、最後はバイバイ」みたいな内容だろうに、なんだかすでに読めちゃってるじゃない？的なフ～～ン的な軽い気持ちが実は上条の中にはあったのだよ…

見たら、、、、泣いた（爆）

この映画は　あのくれシンの監督さんなんですがこのお話しに対する想いがとても伝わってきます。ズバリ言いますけど、この作品　自分的には　この前見た

ポニョより上です。

ジブリ作品だからってあたしゃえこひいきはしないよ(笑)自分的に”お話し的にどうか”と言えば。ポニョは５歳児に向けて　いわば園児に向けてしか作っていないそうなのでしょうがないかもだけど、大人が見るとつっこみ所あったりするのです。でも迫力のある動きのすごさや演出、そしてポニョはカワイイぞ☆　自分が子供になった気分で見れればいい作品。でもやはり河童と比べたら自分的には　こちらに軍配が上がりました。思うんだけど『アニメは子供の物。子供向けに子供に喜んで欲しいから作った』という人魚姫の着色作品と、『～～に向けてとか狙った物じゃなく、この話が本当に昔から大好きで長年の大切な想いを込めて作った』という所で差が出たんじゃないかな…。脚本の作りもそりゃあるだろうけど・・。
この河童の作品は全年齢OKで、起承転結がちゃんと描けており成長過程もありお話しを一本ちゃんと見た感があり、終わり方も綺麗。そしてもれなく見た人に何か考えされられるような強いメッセージを残してくれちゃいます(笑)
つまんない内容のないアニメだと、あれ？あのアニメなんだったけ？どんな内容だっけ？終いには見たっけ自分？？？なんて過ぎ去りますが、ちゃんと描いている作品は脳内に確実に残る。
一度は見ても損はないとだけ言っておきます。

細かい感想は　みんなに自分の目で見てね(^^)/って事で一つだけ。前の飼い主と犬の話には　してやられたよあたしゃ。ただでさえ登場時から　犬が超かわいいとお気に入りでのめり込んで見ていたので二秒で滝涙。