蒸し暑いこの季節に こんな話はどうかな?(実話)

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蒸し暑い日が続きますが、ここらで
奇妙な話はどうでしょう。

あれは高校3年の終わりの2月でした。
ここにもよく来てくれる シンタロー(仮)と上条と当時の
友達Fちゃんと鎌倉旅行へ行った時のお話です。

鎌倉におばあちゃんが一人で暮らしているというFちゃん。
時々 泊まりにいくようで、この度一緒にいくかい?となり
宿代タダ!で鎌倉旅行にしけこむことになった。

Fちゃんのおばあちゃんの家は古くて
うちらは、二階の二間ほど続く畳の広間を
悠々と借りました。トイレも二階にちゃんとある。

隠し扉などもあり、和室は なんだか戦国時代の
絵が描いてあったり、昔の風景を表した絵があったり
もちろん、掛け軸みたいな和風の古い絵。
そんなのが 額に入れられ沢山飾ってあった。

そんなこんなで 初日の夜、怖い話好きな私たちは、
各自知っている怖い話を語り、それをテープへ録音するという
ことをし始めました。
(当時、カラオケとったり対談とったり
録音するのがうちらの間のみで流行っていたというのもある(笑)

しかし、夜中にやるのが怖いので、もう夕方8時から始めるという
怖い話が好きなんだか、怖がりなんだか(笑)

布団二つある上に 女3人で天井見ながら
話していて、上条は布団と布団の間の ミゾに
寝ていたんだよ。
kamakura1.jpg
こんな感じ。もっと柱、床の間までは結構遠かったけど説明上 縮めました。

40分以上経過し、早くも話が尽きた(笑)頃、

ガチャンッッ!!!


突然頭の上の方で 何かが落ちる音が!

二人は物音がなった途端 「キャアッ!!」て言って
布団をスゴイ速さで頭までかぶり 半々で両方の
布団がかかっていた上条は スパッと左右に
勢いよく布団が剥ぎ取られたよ。
(コントじゃないんだから。)

怖いのに一人隠れる事も出来ず
空を持って頭までかぶったフリをしたよ。

この間上条だけなんか 見てしまったらどうしようと
思ってあせって、少しも動かずにフリを続けていた(泣)

しばらくして、二人が布団から顔をだし、、

シンタロー「何、今の音」
上条「上の方から・・聞こえてきたね・・」
シンタロー「見に行ってみる」
上条「危ないよ!行かない方がいいよ!!!」
この時 この人なんですぐ見に行けるの?!ってマジ焦った(笑)

上条は、最後まで天井を見るだけで、上なんて見れなかった。
すると、Fちゃんも、見に行ってしまい、
一人布団に残る・・固まった上条。

シンタロー「柱にかかっていたひょうたんの飾りが落ちてる。これが落ちたんだ、、びっくりした」

すごすごと みんなの所にいく上条(笑)

ひょうたんを拾う。
すると、ヒモなど、まったく切れていない。
柱の方を見る。
kamakura2.jpg
ネジはとれていない。しっかり柱にささっている。

ネジの形状に 少し沈黙。

このネジにかけてあった・・ということは・・
誰かが持ち上げなければひょうたんは落ちないんじゃ・・。
kamakura3.jpg
こんなことになっていたのか??? 重力に逆らった??

Fちゃん「でも これは悪いものじゃないよッッ!このひょうたんは
おじいちゃんがひょうたんを干して削って、すべて手作りのものなんだよ。
きっと、おじいちゃんがもう止めなさいって知らせてくれたんだよっ」

それから 布団に戻り
上条「もうやめよう もうやめよう。おじいちゃんに怒られるよっネっ」
Fちゃん「うん、そうだよ、おじいちゃんが教えてくれたんだ...」
シンタロー「 で、次、誰の話?(笑)」

Fちゃん「もう!シンちゃん ダメ!メッ!」
シンタロー「上条のかけてあるコートから、手がでてる!(笑)」
上条「怖いよぉ~怖いよぉ~いよぉ~(ToT)」

その後の旅行では何事もなく無事に帰宅しました。


そして ちょっと月日は流れ 半年か、1年後あたり

上条の専門の友人で霊感のえらい強い子Hちゃんが知り合いになりました。

上条は、ふとテープの存在を思いだし、Hちゃんにこのテープを
聴いてもらうことに。

「こういうことするもんじゃないんだけどねー」とお叱りの言葉までもらった。

そして聞き終わったあと、Hは言いました。

Hちゃん「テープ 別に平気だったよ。ガチャンってモノが落ちる音 しっかり
入ってたね~」

上条「他にどうだった?(^^;; 変な言葉入ってたら怖いよ」

Hちゃん「でも、うるさくてよく聞こえなかったんだけどね(笑)
これ、何人で旅行に行ったの?卒業旅行でしょ?」

上条「え?」

Hちゃん「? 10人くらいの声が入ってるけど?


そのテープ2度と聞いていません。友達のシンタローに押しつけましたw

コメント(5)

細かいセリフまでよく覚えてるね縲懊€怐B
おいらの日記よりよっぽどわかりやすくて
いいよ!

あのテープどこにあるかわからないんだ。
たぶんあそこ・・・か・・も・・?
と思うんだけど、さすがに怖くて聞けないな縲鰀

こ、怖い・・・怖すぎます。

俺も何か、ありえないことあった記憶あるのですが、忘れてしまっていますね。

とりあえず、テープはどこかへ処分した方が良いのかも知れません。

・・・そろそろ、夏。怪談の季節には事欠かないのかなぁと思ってみたり。
・・・か、勘弁・・・。

>シンタロー
分かりにくいから、絵を入れて工夫しました(笑)
でも、霊的スポットの有名な鎌倉だからこそだったのかな縲怐E・(^^;;
だって、時間 9時ちょいだったもんね、ガチャン。
夜中じゃないよ、9時だよ縲怐B

すっかり、夜中な雰囲気だったから、ガチャン後
時計見て まだ9時でびっくりしたよ。

>Fear ウルフさん
私たちが、学校の放課後 聞き直した時など
全然 3人の声以外 なんにもなかったのですけどね(^^;;

個人的に一人で聞き直した時も イヤホンで聴いていたけど 何にも感じなかった。だから平気だと思ったのですが。。。

ついでに鎌倉に行った時の写真をHちゃんに見せた時
何か、映っているとかはなかったのですが、
H「なんでこんな所でアンタラは撮るのよ!」と
言われるまで気付かなかったことが。

H「こんな水子のお墓の前で撮るな!」

一枚の写真。たっくさんの何十体、何百体とある
小さいお地蔵さんみたいなのが大量に立っている前で
変なポーズで撮影・・。

水子地蔵だって、、知らなかったんだよ。
いい雰囲気縲怩チて感じで観光な気分で
撮ってました・・・。あぁ すみません(T_T)

遅コメントですが、

コ、コワイですー..・ヾ(。><)シ ぎょぇぇぇ。10人て・・・(誰?)。
霊感全くないのでおびえることもないのですが、コワイものはコワイ。
家で一人はイヤ。ちょっと出かけてきます!ε≡≡ヘ( ゚Д゚)ノ

コメントありがと縲怐喀n
しかし、ゴメンナサイよ縲懊€徇(_ _)m
373ちゃん 怖いのダメなんですね
でも、大丈夫よ縲恣鱒lの上条が大丈夫なんですから
373ちゃんの身には何も起こらないよ縲懊€怩チ(^^;;

このブログ記事について

このページは、が2006年7月14日 21:31に書いたブログ記事です。

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