ビビリ上条の手術ものがたり

こんにちわ 上条だよ。いやや、改名して ただいま 「ビリリ上条」だよw
前の日記を 読み直して、この手の記録日記は、上条のとった思考・行動がモロだから
素が丸出しというか、、、あたしゃのどうしようもない弱気な性格、本性がせきらら・・アハハ~・・(^^;;

今さらだけど、日記って、その人の姿、考え方が見えるものだな~なんて、、
いや、でも、逆に、その人の姿が見えない日記は、意味が無く味気ないとも?


ついつい、ダラダラ たわいのない事を打っては、長文になってしまう上条(^^;;

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今回は 入院記録です。 

上条の手術方法は


歯茎の上を横に切って そこから 顔のつらの皮を上に向かって 
骨から、切りはがしてめくり、骨をむき出しにした状態で
一部(頬骨?)に穴をあけて そこから、中の腫瘍を残らせず とりきるという形。

鼻の手術は3時間で 腫瘍が育ちすぎて でかすぎて鼻の穴からの内視鏡手術は
難しいので この方法。


ただでさえ 小さなハナタケをとるレベルの心構えがやっと出来て 向き合えた所の上条。

( ゜д゜ )・・・・

"自分の顔の表面の分厚い肉をめくられて、、、??
下の骨をむきだしの、、状態??
自分の顔の下の 骸骨をさらけ出して、骨に穴をあける?みたいな???


((((;゜Д゜)))))))あわわわわわ、、、、

ビビリ上条 ビビリレベル MAXふりきれてしまうには余裕。(そんなに思いきり 剥くことはないだろうて)


結果、 人生で初めて、落ち込んだ~とか 失恋した~とか
悲しいよお~とかのレベルじゃない、なんだか、少々「鬱」なのかな?
そんな感じになってしまった。(のちに書くよ)


先生の手術出来る日の予定で、一ヶ月ちょい あとになった。


そんなこんなで 数日たち、入院日 前日。

病院から「一般部屋がとれないから、個室にグレードアップできませんか?」的な連絡が来る。
差額は発生してしまうのですが、、と。値段は一般個室の約2倍。

前日 自分は不安でふらんふらんしているので、ど、、どうしよう??どうしよう??
Σ(゚Д゚;≡;゚д゚) 何を言っているのかよくわからないので(オイ)、相方に電話を回すw

相方「病院側の都合なので、差額ベット代は、いっさいこちらには発生しませんよね?」と即答。

空いていて、支払ってあげるよ的になれば、病院としては商売だし、
御の字だから、みんなに一応聞くのかもしれない。。。とも思った。

みんなも これ 覚えておこう♪

4人部屋が空いたら、そっちに移動ってことで上条はまず個室利用になった。

そして、前日に入院し、次の日が手術。

手術日 当日。

手術着に着替え、朝の6時半に、点滴確保の為 注射するが、
上条の血管が出なさすぎて、7、8カ所も 刺される。

4人も看護師が変わった。

「ごめんなさい~、、痛いですね~~、すみません~~」と言いながら血管を探す看護師。
 
「大丈夫です!大丈夫です!私の腕がダメダメで、やりづらくてすみません~~(>_<)」
嫌な 腕で申し訳なくなり、 一番は ここまできて、手術にこぎつけなかったら どうしよう??どうなるの?という不安の方が 大きくて、血管探す 針の痛みなんて どうでもよく、
どこでもいいから、私の為にも 時間内に仕事をこなさないといけない看護師さんの為にも 
確保成功して!!と願った。

朝の6時半からやり始めて 時間は、8時20分になりまだ確保出来てない。
手術予定は9時である。

階の婦長がやってきて、2カ所やって、最後に左の手の甲にぶすり!「あ!きたきた!!」
間に合った~~!よかったよ~~(^^;;

点滴持ちながら 歩いて手術室にいく。相方は入り口まで見送り。
手術の機材を見ないように、目の視点をぼやかすビビリ上条ならではの こそくな技 発動。
言われた場所に横になる。全身麻酔なので、かぽッと 酸素みたいなヤツをつけられる。

(・・・つけて、眠くならなかったら どうしよう・・・?)

最後まで、ビビリ上条は、健在。

麻酔担当のおねえさん「(心電図から)緊張してますね?!落ち着いてゆっくり 2,3回 深呼吸しましょ~」」の声

言われた通りにする。。多分、4回目から、意識がなくなった。


・・・・

・・・上条さ~ん・・・終わりましたよ~・・・の声。

ん? 直前に、何かの夢を見てたけど、忘れた。

(んががッ?!}なんだか、えづいた。
口から 肺の方まで入っている気道確保の管の棒を抜いた模様。

ガラガラ~・・なんか 移動してる。

手術室を出た。

・・・横のベットに移動しますよ~・・の声。

横に転がるんだね・・自分から必死に転がった。

ガラガラ~病室に戻った。相方と前日にこっちに来てくれた母親がいた。

酸素をつけて、点滴(抗生剤と麻酔などなど)と、尿のカテーテルと、
両足にエコノミー症候群の予防のものがついた。

麻酔の力で少しはまだ寝るかと思いきや 上条はいっさい寝なかった。

痛くて 寝られなかったw
でも、歯茎が、、切れている感じがない・・みたい・・?? 面の皮 めくらなかったのかな?

相方から、内視鏡手術で終わらせてくれた事を知った。


ヤッターーー!!!(ノ x <。)!!!

行う先生側としては、そうとう面倒くさいだろうに、ちょこちょこと掘り進んで 内部を機械を操って
細かい仕事を長時間 頑張って下さり、内視鏡の手術で終わらせてくれたのだ~!

内視鏡が進む為の、取りにくいとこの邪魔な骨は 削られてなくった。
けど、面の皮 はがし作業がなかったのだ!!本当にありがたや~~!

その分、表で待っている相方は 3時間で出てくる予定なのに
20分たっても、40分たっても 出て来ないから どう考えても
、、何かあった・・・・(汗)???となり、不安になったらしい。手術は4時間かかった。


半開きの目で ゼイゼイ酸素つけながら 母と相方が立っているのが見える。

ずっと立ってたって、疲れさせるだから、すわってもらいたいなあ、、、と まず思った。

しかし、病室内に、椅子が一個しかない・・・

そして、あきらかに、このふたり、空気がかみあってない。

心配している気持ちからか、素からの性格か、病室で黙っていられないしゃべりまくる威勢の良い母。母は 習い事のえらい先生から「さながら宇宙人のような人w」と呼ばれるな母であるw

一方、出来ることは何もないんだし、静かにしておきましょ~よ、、と 手術を待っているあいだ 母の相手に疲れたっぽい あきらからに面倒そうなグンニョリの相方の顔w

てきと~に あわせられない 理系タイプの人間に、得体の知れない宇宙人タイプの人間の相手を長時間は疲れるだろう。

2人の間に 変な亀裂が入ったらどうしよう、、と思った。

いつもは、私があいだで とりもつけど、今は入っていけないし(^^;;
とりあえず 座ってもらって+ふたりの距離を離したいな~と思った。


使える右手だけで ジェスチャーして 母を椅子に座れといい、
相方を反対側にある、個室のトイレの便座に座れと指で表現w

トイレの個室は、半分 ドアしめたw 中で本でも 読んで時間をつぶせwと。
1人の時間をあげないといけないと思ったから、うちの母から離した。

そして、私が、母の相手をした。右手のジェスチャーのみだけど(^^;;

しばらくして 先生が見に来た。
「一般的 内視鏡の手術より、大きく 肉も削りましたし、骨も一部分 とりました。痛みは強いと思います。我慢できますか?」と。

酸素を上に外して「痛いです」といったら、麻酔を増やすという流れに。

何の方法になるのかな、、、点滴の麻酔をふやすのか、、座薬とか・・??と思ったら、看護師がやってきた。筋肉注射の麻酔だった。

、、、それは、痛くて有名で聞いた事あるヤツでは・・・・(;´Д`)、、しょうがない。。


しかし、顔の痛みが強いらしく、さされても 痛みも感じなかったw

その後も、母の相手のジェスチャーして(相方はトイレで静かに読書)
夕方 酸素がとれ、母は 帰った。

夜、もう 自分でトイレにいけそうですか?カテーテルを抜きます~?と看護師がきた。
そして、動けるのなら、両足の マッサージ器もとると。

だいたい、早く復帰させるために、ここらでとるっぽい。

ヤッター!!

痛くても、なんだか、入っているのが嫌な上条は、とっとと とりたい!と思っていたので
自分でいけそうです(^^;; と、ゆっくり 起き上がった。

なんだか、世界が回る感じがしたが、とりたい一心でw 平気です~といい
立ち上がった2秒後ぐらい、目の前が真っ暗になって、地面に向かって、
体が吸い寄せられるような 立っていられない感覚に抵抗出来なかったw

うわあ~・・なんじゃこりゃあ~、、ヘドロになったような 重い感覚で。。

ヤバさを感じて ベットに座るものの 地面に吸い寄せられる力は弱まらず 
とんどん前のめりに 倒れて落ちそうになり 看護師に支えられた。
座って腰掛けている事さえ、出来なかったのだ(^^;;

あたしゃ、奥の腫瘍を掘り進めた時、血がもの凄く出たそうで、
(鼻の奥は、血管が多くあり、さらに血管が弱く、血が出やすいらしい。
だから、「鼻血」なるものがあるのじゃ)
先生は、輸血も、準備していたらしいけど、まあ、しないで終わらせてくれたようで(^^;;
(それもありがたい)

極度の貧血状態だったみたい。
さすがに、1日目は カテーテル抜きは あきらめざるえなかった(^^;;

相方は、面会時間 ギリギリまでいてくれた。

その日の夜は 痛みで一睡も出来ず終わった。
時計を 10分おきに見てしまった。なんつ~時間の流れの遅さ。。

でも、痛みは しょうがないし、時間が解決して、あの時はああだったな~、、って
ふりかえれる時が必ずくるんだから、今は もう終わったんだ 終わったんだ~~!って
いう 気持ちの方が上だった。

次の日に 一般4人部屋が空いたということで、ベットごと乗せられたまま 病室を移動した。

P1020090.JPG
見知らぬ天井・・・w 窓側だったよ。

その後は、睡眠時間が、1時間、2時間、3時間と、一日ずつ、のびていった。

P1020091.JPG
5日目にとった写真↑

痛みが 何か出来るぐらい楽になったのは 5日目あたりでした。


次回は、入院時の落書きなどなど(^^)

このブログ記事について

このページは、が2014年1月19日 13:33に書いたブログ記事です。

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