夢とかなしばり

今回は、かなしばりについて語りたいと思います~。
でも、かなしばりって、脳が見せている幻覚?という話もありますよね?
一体なんなんでしょう~??

とにかく、なぞですが、経験談を語りたいと思います。

一番最初にかかったかなしばりは 中学2年ぐらいでした。

かかった途端 上条が寝ている頭の上あたりで 右から左へと 低い位置で

「僕も私も僕も私も僕も私も僕も私も僕も私も・・・・」

と 知らない男の声と女の声が通過していって、動かなくなり、解けた途端
グバッ!!と布団から起きあがって まだ起きているであろう兄の部屋に行った。

案の定、兄二人は ファミスタ(ゲーム)をやっていて

長男「お?どした?○×△(上条の下の名)??」

上条「あのねぇ・・・その。。」

次男「。。お前・・」


長男「、、どうしたんだ、、お前 顔が真っ青だぞ?!!」

スゴイ、よく覚えている。真っ青だったらしい。


二回目*

夢の中で、自分のほっぺを「夢じゃない」とつねらず
相手の頬をつねると何かが起こると聞いたのを思い出した。

(今考えると、どこで聞いたのかも、この世界は夢だな~と夢を見ながら
気づいたのも当時ではスゴイ)

そして、夢の中で友達が前にいたので、つねってみたら
いきなり場面が真っ暗になって、かなしばりにあった。




三回目*

幽霊になってあちこちの街を飛んでいるという夢のみた。かかった。


それからは、頻繁にかかるようになった。
実は、かかりはじめたのは、家を建て替えたからの部屋でした。環境の変化でなったのかも?


コワイと思うと途端にかかってしまうようで、寝方角が悪いんじゃないか?
なと、いろいろな方角に寝た。かかったら位置を変えるという具合に。

それが通用しなくなって、毎日かかるようになり
夜になるのが怖くて、部屋に入ると寒くて暗い感じがしました。心理的なのか、本当に
寒いのか、わからない・・・。

一人で寝れず親の所に行ったり、兄の布団にいったり 
逃げまどってしまう日々に。


しまいには母親が

「アンタ 精神病院に入れるよ」

と言ったので
そこから上条は一切外には言わなくなりました(汗)

それからは、かかると、大声を出すような感じでとか、
かなしばりを解く形を身につけるようになりました。



中学3年になると、かかった途端 自分の腕が下にもう2本あったり

(身体を横にして寝ているんだけど 自分の腕がだから4本に見える)

天井の証明が近づいてきてたり(自分が上がっている?)
キョンシーみたく足を曲げずにスイっと直立に立ったりして、
廊下まで出るんだけどあまりの睡魔に カクっと寝てしまうと
また布団に寝ててまた起きて。。。その繰り返しをしたりしました。

これは、聞いたことあるけど、幽体離脱というものなのか??と思っていました。
(今思うと、やはり、脳が見せている幻覚??)

かなしばりにかかった時点から、電気はつけっぱなし。
上条は、お経を唱えるのがいいのか?
どうすればスムーズに睡眠に入れるの?正直困っていた。

友達にいったら、「臨兵闘者皆陣烈在前」と言いながら
縦横に切るが厄払いにいいんじゃないかとどっからか仕入れた
知識を教えてくれ 実際やってみたけど、効果なし。

(急にあやかりたいと思ってもね(^^;;??)


そのうち、かなしばり最中、まったく見えないのですが
足を引っ張られるようになったのです。


かなしばりから解かれるといつも、捕まれた足を見ました。
跡とかはないのですが、感触はしっかり残っていました。
大人の男性です。なんか、筋張った強い手な感じ。

毎度、毎度、捕まれるかなしばり?にかかりました。


そして、捕まれた足が引っ張られて 下に身体がズルッと動き出したのです。
でも、解けるといつもの布団の位置。。。やっぱり、、夢なのか・・・?


とある日、またかかり、その時、



”このまま ひっぱられたら、、どうなってしまうんだろう・・?”




と ふと思った途端



ズルズルズルズルーーーーーーッッ



と、スゴイ勢いで身体が引きずられてギャーー!と思った。



体を引っぱられて位置が下がった感触が、少し、また少しをズルズルといったと思ったら、
今度は、身体の下は布団のはずなのに、ぷかぷかしている感触が・・。

水????なんか、流されているような感覚・・・。

これはもしかして 三途の川?!!ってものかも!と((←笑)
ますます焦った上条は必死にかなしばり離脱を踏ん張る。

その日はどうにか、、、なった・・。





強引に振り切った次の日、
うちの女子校は仏教高だったので、仏教の授業があったので
その先生に相談してみようと思ったのです。

忘れもしない、中学3年の秋ごろ。友達2人つれて
放課後の中学校舎の廊下で呼び止めました。

仏教の先生はみな、もと坊さんなのです。


先生「大丈夫 話を聞く分に、そんなに大変なものじゃないよ(笑)」

それがなんなのか、夢なのか、原因は??さっぱり話さない先生。


先生「対処法は、心を無にすること。動じず、何も考えずにいなさい。」


オイオイ!!!そんなことできるのかッ?!

先生「すこしでも、好奇心を持ってはいけないよ?つけこまれるからね」


だから、、何に?!!



先生「でも、いいこともあるんだよ。上条さんは、音楽や、工作、図工・・・
たとえば絵とか描く??」


上条「、、あ、、絵は描きます・・(いきなりなんだ?)」



先生「スゴイ芸術的な部分が伸びるってことでもあるから」





なんなんだ・・・?未だに、なぞ・・・。

その後の話は、違う方面になっていくので、また今後の機会に・・。



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